後部座席でノートPCを開いて作業したいとき、いちばん最初に手を伸ばしがちなのは電源だと思います。一方で自分の体感では、テーブル(作業面)が安定しているかのほうが、集中の持ちを左右する比重は大きいです。
以下では、いま積んでいる機材がどんなものか、テーブルを土台にした置き方やケーブル・撤収のコツまで順に載せます。ポータブル電源のW・Whの見積もりや買い方の考え方は、車内作業のポータブル電源の選び方【W・Whの見積もりと注意点】のほうが厚いので、気になったらそちらへ飛んでも大丈夫です。
机を先に決めた
車内で長時間やるなら、電源より先に「作業面」が安定しているかの方が、集中の損失が大きいと感じています。揺れる・狭い(ノートPCが直角までしか開かない)・物が滑ると、キーボードも外付けディスプレイも地味にしんどいです。
自分の場合は、後部座席用テーブルを土台にして、その上にスマホとPCを乗せる形にしています。後にモバイルモニターを購入して、置き場所を考える必要があり、考慮不足で失敗も経験しました。また、電源(Jackery・車載インバーター・USB充電器)は、その机のどちら側に置くか・ケーブルが足に絡まないかまで含めて「机まわり」の一部として扱っています。
いま積んでいる機材一覧(リンク付き)
| 役割 | 機器 |
|---|---|
| ノートPC | MacBook Air(M2・13.6インチ) |
| スマホ | iPhone SE 第3世代 |
| モバイルモニター | KEEPTIME 15.6インチ |
| LED 照明 | Glocusent 読書灯 |
| ポータブル電源 | Jackery ポータブル電源 New 500 |
| 車載インバーター | BESTEK 150W 車載用インバーター |
| 充電器 | エレコム 充電器 3ポート |
| 後部座席テーブル | AUEOTUAR 車 テーブル 後部座席 |
| ネックスピーカー | サンワダイレクト ネックスピーカー Bloetooth |
机上レイアウトの考え方
一般論として、外付けディスプレイを載せると奥行きと横幅がすぐにパツパツになります。なので自分は次の順で頭の中を整理しています。
- テーブルの可動域(前後にずらせるか、ドリンクホルダーと干渉しないか)
- ディスプレイの足がテーブルの縁にかからないか、閉じるときに干渉しないか
- ノートPCを開いた角度と、ディスプレイの距離(首の負担)
- 電源ブロックを「足元」か「テーブル端」かに置き、ACケーブルが膝を跨がないようにする
- 読書灯はクリップタイプで色々な位置に付けられるようにする
ここから先は車種・座席形状・テーブル剛性で最適解が変わるので、私の場合は後述の「現在の私の作業環境」に記載します。
電源は「二系統」で役割を分けている
Jackery(ポータブル電源)は停車中のメイン、BESTEK(シガーからのインバーター)は車側の別ルートとして使い分けています。定格やWhの読み方、見積もりのやり方は、ポータブル電源の選び方の記事に任せるのが正直きれいです。
向いている/向いていない
向いている
- 後部座席を小さなデスク代わりにして、停車中に数時間まとめてやりたい
- カフェより荷物の出し入れを気にせず広げたい(車内のトレードオフは別)
向いていない
- とにかく最小・最軽量(1台PCだけで済ませたいなら、テーブルも外付けも削るほうが先)
- 運転中に同じレイアウトで作業したい(安全上いろいろ無理が出やすい)
デメリット
- 段数が増えるほど撤収が面倒になる(テーブル→モニター→PCの順を決めておかないと戸惑う)
- テーブル剛性が足りないと、タイピングの振動がディスプレイに伝わる
- 電源ブロックの置き場を誤ると、ケーブルがシートレールや足に巻き込みやすい
対策の具体(滑り止めの有無・バンドの使い方・撤収にかかった時間など)は「現在の私の作業環境」に寄せます。
現在の私の作業環境
1. 机上の見取り図
私の車はミニバンで、中央列で作業をしています。右側はチャイルドシートがあるので左側を利用しています。
ポータブル電源は足元右側、助手席の後ろに後部座席テーブルを付け、モバイルモニターとスマホを設置しています。PCを乗せるとモバイルモニターが見えなくなるので、膝上に置く形で作業しています。
2. 撤収と頻度
順序はあまり意識していないですが、大体以下の順序で撤収しています。撤収自体は2〜3分くらいでできます。週に2〜3回ほど車内で作業をしています。
- ポータブル電源の電源を切る
- PCを閉じる
- PCのケーブルを抜く
- PCをカバンに入れる
- モニターを閉じてカバンに入れる
- ポータブル電源のケーブルを外す
- ケーブル類をまとめてカバンへ入れる
- テーブルから携帯や飲み物などを外して片付ける
3. 電源の「挿し方」
ポータブル電源
- AC:ノートPC
- USB-C:スマホ
- USB-A:春は空気清浄機(花粉症対策)、夏は扇風機
インバーター
ポータブル電源がない場合に使っていたもので、現在はあまり利用していません。上記以外の機器(ポータブルスピーカーやBluetoothイヤホンなど)の充電が必要で、スマホの充電も必要な場合のみ利用します。車のエンジンをかけないといけないので、エアコンをつける夏と冬の場合のみ使うイメージです。
4. 失敗と対策
最初はテーブルにPCを置いて作業をしていたのですが、ポータブルモニターを導入したら、テーブルにPCを置くことができなくなってしまいました。現在は膝に置いて作業をしています。ですが、テーブルにPCを置くようにしたいので、ノートPCの横に置けるアームのようなものを探している最中です。
まとめ
車内の作業環境は、電源だけでなく「どこに何を置くか」を決めたときに一気にやりやすくなります。
私の場合、モバイルモニターを追加したことでレイアウトを見直す必要が生まれ、後部座席テーブルを中心に据えて電源の置き場・ケーブルの取り回しまで含めて「机まわり」として整理しました。今もPCの置き場は模索中ですが、この考え方を持つだけで作業開始までのセットアップと撤収がかなりスムーズになっています。
機器一覧は上の表にまとめていますが、電源の選び方やW・Whの見積もりについてはポータブル電源の選び方の記事に詳しく書いているので、そちらも合わせて読んでみてください。
次に読むなら
- 電源の見積もりと注意点: 車内作業のポータブル電源の選び方【W・Whの見積もりと注意点】
- テザリング vs モバイルルーター:車内Wi-Fi環境の作り方【テザリング vs モバイルルーター徹底比較】

